あんたがいないよる

乳がん発全身転移により旅立った嫁への溢れかえる想いを綴っていこうと思います。

まだまだ

やらなきゃいけない事が山のようにあるのに手が着かない。

酒で無理矢理寝ては夜中に起きて、そのまま眠れない。

思い出しては泣いて、泣いては思い出し。


よく、無理しちゃダメだって言われたし、今はまだ無理するのはよそう・・・

勘違いから始まる恋

嫁と話したりメールしたりするととにかく楽しくて、別に付き合おうとか何とかは全く考えてなかった。

ただ、勘違いした自分は、離婚したのは自分の事が好きだからだと思っており、悪気半分嬉しさ半分だった。

旦那とは居られないだけで、そんな気は一切なかった、1ミリもそんな気はなかったと念を押された。


しかし勘違いした自分は、「逃がさないぞ」メールを見ていつから好きだったんだとかどこが好きだったんだなどと嫁を問い詰め、自分はこうだなどと結局自ら告白する事になった。

結果的には自分の事を好きでいてくれたらしい。それも自分が思っているよりずっと。この頃からお互いに想像出来ないくらい、相手を想っていた事をあとで知る事になる。


こうして「付き合って下さい」等の言葉もなく、中学生のような付き合いが始まる事になった。

沈みっぱなし

沈んではぐったりとして、何もしたくなくなる。

思い出してはたらればで後悔ばかりして、過去に戻りたくなる。


一番良くない事でわかってはいるけども、なかなか収まらないから思いっ切り泣く事にしよう。

出勤間に合うだろうか・・・


追伸:すぐにのぼせて苦手なのだが、たまには風呂に浸かろうと思って浸かってみた。

まるで人が変わったように風呂が馴染み、普通に入れるようになっていた。

風呂好きな嫁が一緒に入りたいから体質変えてくれたんだなと理解。


いい所が倍になって、悪い所が半分になるよ。そんな声が聴こえた気がした。